くらしフェスタ東京2023

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交流フェスタ
見て、聞いて、話そう 交流フェスタ2023

イベントレポート

日  時:令和5年10月22日(日)10:00~17:00
             23日(月)10:00~16:00
場  所:新宿駅西口広場イベントコーナー
来場者数:約18,500人

 東京都消費者月間事業では「持続可能なやさしい未来へ」をテーマに掲げ、消費生活に関する様々な事業を実施しています。中でも「交流フェスタ」は、消費生活について楽しく学べるイベントとして、多くの来場者を迎える、本事業のメインイベントです。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度以降オンラインで開催してきましたが、今年は4年ぶりに新宿駅西口広場イベントコーナーで開催することができました。以前より多少規模を縮小しましたが、来場者と出展者が共にイベントを盛り上げ、多くの方と交流する機会となりました。

工夫を凝らした6つのエリア
「出展ブース」

 「消費生活」はその範囲も広く、情報も課題も多種多様です。展示ブースでは、①安全対策、②環境・エシカル、③くらし、④子ども、⑤消費者被害防止、⑥食の6つのエリアを設け、消費者へ啓発活動を行いました。42の出展団体による工夫を凝らした展示や企画は、多くの来場者の学びの場となりました。
 ここでは、エリア毎の内容を紹介します。


にぎわう出展ブース

①安全対策エリア(5団体)
 高齢者や子どもの住まいの安全対策、事故防止に関する展示や、防災意識を高める防災クイズ、ガス器具の使用に伴う安全情報など、幅広く情報提供を行いました。
 東京都都民安全推進部のブースでは自転車シミュレータや歩行者シミュレータの体験をすることができ、大人から子どもまで楽しく交通安全について学びました。また、高齢ドライバーの運転免許返納に関する相談ブースを設け、家族からの相談を受け付けました。併せて免許返納後の移動手段としても利用ができるシニアカーの試乗会も実施し、多くの方が試乗体験をしました。


②環境・エシカルエリア(11団体)
 近年環境問題が大きな課題となる中、多くの出展団体が持続可能な社会実現のためにできることについて幅広く情報提供を行いました。再生資源のリサイクルや太陽熱の利用について、食用塩、紙製飲料容器カートカン、多摩地域の大気汚染の測定結果や循環型社会の実現に向けた3R活動の紹介、エシカル消費についてなど、様々な角度から発信しました。
 当実行委員会では、エシカル消費を啓発するためにブースを出展して来場者と交流し、エシカル消費の実践として、ワークショップも開催しました。


③くらしエリア(10団体)
 引越、多摩島しょ移住定住相談、貴金属の品位証明、電気計器の検定、終活や、近年注目されているオンライン診療の現状と課題、消費者の声を生かした製品やサービスの紹介など、身近なくらしに役立つ情報を幅広く提供しました。
 東京都計量検定所のブースでは計量ゲームを通して計量制度を知る展示など、工夫を凝らした楽しい展示が多く見られました。公衆浴場のブースでは抽選会やゆるキャラが登場して、イベントを盛り上げてくれました。


④子どもエリア(2団体)
 子どもの日常生活の中で起こる事故やその防止策について、パンフレットを配布し事故防止の注意喚起を行いました。子どもが持つ携帯電話のセキュリティやフィルタリング促進の案内は、親子連れに関心の高いエリアとなりました。


⑤消費者被害防止エリア(5団体)
 消費者被害未然防止のための様々な対策を紹介しました。東京都生活文化スポーツ局消費生活部企画調整課と東京都消費生活総合センターの共同ブースでは、悪質商法の手口を紹介し、パネル展示やリーフレットの配布による被害防止の呼びかけを行いました。
 今気をつけたい最新の消費者トラブル、詐欺メール防止の紹介や注意喚起も行いました。また、パソコンや携帯電話の偽のセキュリティ警告を実際に見て、その対処方法などわかりやすく説明しました。


⑥食エリア(9団体)
 健康な食生活を送るための情報を提供しました。進化し続ける冷凍食品の上手な利用方法、日本独自の調味料であるしょうゆの選び方や保存方法、家庭でできるSDGsなど、すぐにでも実践できる様々な情報は、世代を問わず多くの来場者の興味を引きました。
 また、食品ロスや酪農危機についての展示には来場者が熱心に質問する姿も見られ、関心の高さが伺えました。簡単な健康チェックができるブースでは順番待ちの列も見られ大盛況でした。

やさしく解説「セミナーステージ」

 会場の中心にステージを設け、2日間で13団体が14のセミナーを行いました。1回30分程度で内容も様々です。エシカル消費やSDGsをテーマにした講習、終活を考えるセミナー、水産エコラベルを紹介するセミナーなど、メモを片手に熱心に聞き入る来場者の姿も見られました。子どもも楽しめる紙芝居や、会場参加型の〇×クイズを取り入れたセミナー、頭を使いながらステップを踏む健康体操などもあり、来場者も一緒に楽しく盛り上がりました。
 消費者被害防止を目的とした東京都の出前寄席では、プロの漫才師の方々の軽快なやり取りに皆さん思わず足を止め、会場は笑い声に包まれました。

大きな掛け声と共に盛り上がる出前寄席
大きな掛け声と共に盛り上がる出前寄席

親子で楽しめる「体験コーナー」

 親子で参加できる無料の体験コーナーを3団体が2日間で5回開催しました。環境にやさしい東京の木の端材を使ったサイコロづくりでは、サンドペーパーで木の角を削ると木の香りに包まれ、滑らかな手触りの良いサイコロが出来上がりました。夢中で木を削っている子どもたちの姿が印象的でした。
 その他、太陽熱温水器の仕組みを学び、キットを製作するワークショップ、身近な食べ物の放射線を実際に測るなど、興味深い体験ができ学びが深められました。

親子連れでにぎわう体験コーナー
親子連れでにぎわう体験コーナー

楽しく消費生活を学ぶ「クイズラリー」

 出展ブースで出題されるクイズに回答するとスタンプが押され、集めたスタンプの数に応じて景品と交換できるクイズラリーを実施しました。クイズは展示内容に関連して出題され、来場者はクイズラリー用紙を手に多くのブースをまわって熱心に説明を聞いていました。
 来場者からは「楽しみながら消費生活について学べた。」また、出展者からも「多くの来場者と会話が弾んだ。」との声が多く寄せられました。用意した景品の一部が品切れになるなど、大好評の企画でした。

クイズラリーの景品交換所
クイズラリーの景品交換所

エシカル消費と「ワークショップ」

 エシカル消費の啓発を目的に、「実行委員会エシカル消費グループ」はブースに出展し、来場者に「エシカル消費を知っているか」「実践しているか」を尋ねてシールで答えてもらうアンケートや、エシカル消費に関連するラベルやマークの紹介、実践例の紹介など、工夫を凝らした展示を行いました。消費者庁のリーフレットやパンフレットを学習資料として希望者に配布、東京都から提供された「オーガニックエコバッグ」または「チューブ絞り」を参加者へ配布しました。(全400人)
 また、「地域や人への配慮」の一例として、地域の福祉作業所に講師・運営を依頼してワークショップを開催しました。参加者は楽しい作品づくりや福祉作業所の方々との交流を通してエシカル消費を実感しました。

オリジナルステンシル入りエコバッグづくり 押し花カードづくり
【オリジナルステンシル入りエコバッグづくり】
○10月22日(日) 16名参加
○社会福祉法人 結の会
 オフィス クローバー
○エコバッグにステンシルで絵付けをしてオリジナルのエコバッグをつくりました。
【押し花カードづくり】
○10月23日(月) 24名参加
○(一社)アプローズ アプローズ南青山
○生花店で廃棄される、咲いてしまった花や傷がある花を使った押し花でカードをつくりました。

4年ぶり会場開催。来場者と出展者が
ともに楽しむイベントとして成果を実感

 4年ぶりの会場開催となり、当時のことを思い出しながら手探りでの準備となりました。
 現在、新宿駅西口エリアは再開発のため、店舗が閉店したり、通り道が変更になったりと、4年前とは人の流れも大きく変わりました。また、実施曜日も日曜、月曜の2日間となり、特に月曜の集客に不安を抱えながら準備を進めました。
 当日は天候にも恵まれ、出展者の積極的な声掛けに多くの人が足を止め、イベントを楽しみました。心配していた月曜も予想以上の来場があり、各ブースでは時間をかけて熱心に説明する姿が見られました。
 普段から消費生活に興味関心があるとはいえない層へも情報発信ができたと同時に、出展者同士の情報交換や交流の場となり、文字通り来場者、出展者が「交流」するイベントとして、4年ぶりの会場開催の成果を実感しました。

アンケートより

【来場者の声】
・久しぶりに対面でのイベントに参加できてとても良かった。家族で参加したが、クイズラリーで各ブースを周りながら楽しく学ぶことができた。
・小さなお子さんと親御さんが楽しんでいる姿がとても印象的だった。
・環境に対する概念や取り組み等をわかりやすく説明していてよいと思う。もっと多くの年齢層が興味を持つよう改善していってほしい。
・芸人さんのステージが派手で元気が出た。
・世の中に様々なことがあって、自分ですべての情報をとりにいくのは無理だと思うので、こういうイベントで様々な情報に触れられるのはとてもありがたい。
・クイズラリーだと、知らずに覚えられる気がして楽しくできた。
・消費者が知っておくべき内容が多かった。

【出展者の声】
・4年ぶりの開催で、団体同士でも、仲間内でも結束が固まった。
・販売ブースがないため、ちょっと寂しいイベントに感じた。
・来場者、出展者と直接対面で交流することができ充実した時間を過ごせた。
・4年ぶりのリアルでの開催となり、消費者の方に直接説明しながら、触れ合う機会を持つことができとても良かった。
・クイズと景品があると来場者も増えて積極的にブースを回ってくれるのでぜひ継続してほしい。
・ブースの場所によって人通りに差があるように感じた。
・久しぶりの会場開催で、日曜と月曜の開催だったが、思いのほか月曜日にも来場者があり、とても充実していたと思う。面白いブースが多く、出展者同士の交流もできた。
・費用の関係もあると思いますがWEBとの併用もよい手段かと思う。
・体験型のイベントもあり二日間楽しめた。ステージイベントの時はもう少し集客をするなど工夫があってもよかった。布のマイバッグを配布している団体が多く、大量に手にしている参加者が多く見られ、SDGsに適っているか疑問に思った。

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