くらしエリア
日本電気計器検定所(JEMIC)

電気メーターの検定制度

 皆さんは、各家庭にある電気メーターをご覧になったことはありますか?
 電気メーターが正確でないと、安心して電気料金を支払うことができません。
 日本電気計器検定所(JEMIC)は、計量法という法律に基づいて、電気メーターを検定している公正・中立な機関です。

 電気料金は、電気メーターではかった使用量に基づいて支払っている方がほとんどだと思いますが、「こんなに使ったかな?」「間違ってない?」なんて思ったことはありませんか? 基本的には、電気メーターではかった使用量が多ければ、支払う電気料金も多くなりますから、電気メーターが正しくはかれていることは、とても大切なことです。
 電気メーターのほかにも、ガスメーターやタクシーメーター、お肉屋さんのはかりなど、支払う料金を決めるために使う計量器があります。このような取引や証明に使われる計量器は、「特定計量器」と呼ばれ、計量法という法律により、検定に合格しなければ使うことができないと定められています。計量器の種類によって検定の有効期限や方法などは異なりますが、合格した「特定計量器」は、正しくはかることができることを確認していますので、安心して使うことができます。

 では、電気メーターにおける検定についてもう少し詳しくご紹介いたします。

1 いつ検定をしているの?

 各家庭に取り付けられる前に検定※されています。
 検定に合格していない電気メーターは、電気の取引に使うことはできません。
※ 指定製造事業者が行う基準適合検査(自主検査)を含みます。

2 一度検定に合格したらずっと使っていいの?

 検定有効期限が決められており、その期限を過ぎると使用することはできません。一般家庭で使用されている電気メーターの検定有効期間は10年間です。
 有効期限は、電気メーターの正面に貼られている検定ラベル(丸いシール)で確認することができます。

3 検定有効期限が過ぎたらどうすればいいの?

 電気メーターは、電力会社(送配電事業者)が管理※しているため、有効期限が過ぎる前に電力会社(送配電事業者)によって交換されます。
※ ビルやマンションなどで一括受電をしている場合を除きます。

4 検定に合格していることはどこで分かるの?

 検定に合格した電気メーターには、写真のように検定証印と検定ラベルが付いています。検定証印は、メーターの中を開けることができないように封印キャップ上に記されています。
※ 指定製造事業者が行う基準適合検査(自主検査)を行った場合はデザインが異なります。

5 検定って何をしているの?

 使った電気の量が正しくはかれているかという試験のほか、使ってないときは止まるのか、ほんのわずかな電気の流れでも動くのか、漏電の危険はないかなどについて試験しています。

6 正しくはかれているかは、どうやって調べているの?

 電気メーターより精度の高い基準と比較して正しくはかれているかを調べています。比較する基準はさらに高い基準と比較されており、さかのぼると、日本の最高位の基準である国家標準と比較しています。

 私たちの生活に深く関わっている電気メーターは、このようにしてして各家庭に取り付けられています。
 日本電気計器検定所(JEMIC)は、これからも皆様のくらしの安心と安全をお届けしてまいります。