環境・エシカルエリア
(公財) 日本容器包装リサイクル協会
NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット

トラブル急増! 火元は家庭の小型家電?
~あなたは大丈夫? 電池の捨て方~

 皆さん、ノーベル賞を受賞した「リチウムイオン電池」ってご存じですか?
 スマホ、電子タバコ、電気カミソリなど、身近な小型家電に使われています。掃除機もコードレスでとても便利になりましたね。
 でも、捨て方を間違えると発火することもあるってご存じでしたか?
 多くの方が便利に使っている「リチウムイオン電池」を安全に使用し、安全に廃棄するためにはどうしたら良いのでしょうか?

リチウムイオン電池が発火する!?

 日頃、私たちが便利に使っている充電式の製品には、リチウムイオン電池が使われているものがとても多いです。もはや、無くてはならない、とてもありがたい発明品であるリチウムイオン電池ですが、想定していないような強い圧力が加わると発火することが確認されています。
 実はここ2~3年、全国の再生処理事業者で発煙・発火トラブルが急増しています!
 令和元年度は301件で、3年前の5倍以上と、急激に増え続けています。令和2年度に入っても、4ヶ月で107件と事故は減っていません。
 また、事故が起こっているのは、リサイクル工場だけではありません。
 家庭ごみの回収車、市町村の中間処理施設、産業廃棄物の処理工場など、家庭から出た廃棄物が処理されていく途中のあちこちで、
発煙・発火が起こっています。

トラブルを防ぐには?

 ここで考えたいのは、不要になった時や買い換える時の処分の仕方です。
 家庭ごみとして出されリサイクルされる容器包装プラスチックの中に、本来、入っているはずのないリチウムイオン電池が混入していることがあります。いったん火が出てしまうと、周りはすべてプラスチック容器ですから、大事故につながってしまいます。
 衝撃が加われば高い確率で発煙・発火トラブルにつながってしまうリチウムイオン電池。事故を無くすには、私たち生活者がリチウムイオン電池や充電式小型家電製品を正しく処分する、間違った出し方をしないことがとても重要です。
 電池には記号やマークが付いているので、捨てる前に確認しましょう。

安全な処分の仕方
~燃えるごみやプラスチックごみに入れないで!~

 電池が外せるタイプの製品は、電池と本体を分けて、それぞれに正しく出してください。
 最近の新製品は、安全に使ってもらうために、電池を外せないようにしてあるものが増えています。外せない場合は、絶対に無理に外さないでください。とても危険です。
 廃棄物としての出し方は、自治体によって様々です。例えば、電池が外せないものはそのまま小型家電回収ボックスに入れるように案内している自治体や、不燃ごみ、粗大ごみとして出す自治体、また、メーカー回収や家電量販店の店頭回収を案内している自治体など様々です。

 そして何より意識して欲しいことは、充電して使う製品にはリチウムイオン電池などの充電バッテリーが使われているということです。
 このリチウムイオン電池を捨てる時には絶対にプラスチックごみに入れないでください。火事が起きてしまいます。

一人一人の正しい分別が、
火災事故を減らすことに直結します!

 ご興味のある方は、ぜひ、こちらのアンケートにご協力お願いします。
 アンケート内の動画で、リチウムイオン電池の発火実験やトラブルの原因となったリチウムイオン電池内蔵品の映像などもご覧になれます。
 アンケートはこちら→https://docs.google.com/forms/d/1TpEaApmltjwM2fO9gxl6x1y7wYCKQzXH_jY-My6FWG0
 動画だけをご覧になりたい方はこちら→https://youtu.be/knfoKf5Pfg4