環境・エシカルエリア
(公財)日本環境協会 エコマーク事務局

エコな買い物の目印、エコマーク

 みなさんは、買い物をするときにどんなことを気にしていますか?環境のことも考えてエコな買い物を実践してみましょう。

エコマークとは

 環境に配慮していると認められた商品(モノ・サービス)につけられる環境ラベルです。私たちが買い物をするときに、商品についているエコマークを見つけることで、その商品がエコなものだと一目でわかる目印です。

厳しい基準

 エコな商品だからと言って、勝手にエコマークをつけることはできません。
  商品の種類ごとに作られた厳しい基準をクリアし、審査に合格した商品にだけ、エコマークを付けることができます。
 その厳しい基準は、商品の材料選びから、つくる、はこぶ、使う、処分する、といった商品の一生(ライフサイクル全体)を考えて作られています。リサイクル材料を使っている、というような一つの側面でのエコではなく、全体的な視点で環境配慮がなされています。

 「環境配慮」といっても、再生材料を使っていることや、省エネであること、使った後にリサイクルできることなど、商品により内容は違い、また非常に多くの項目が関わっています。さらに、材料や化学物質などの専門的な内容が含まれています。このように、一般的にわかりにくい環境配慮の中身をまとめ、エコマークというわかりやすいマークで表わしているのです。

 エコマークがついた商品のどこがエコであるかをより詳しく知りたい場合は、エコマークのウェブサイトで調べることができます。認定された商品をすべて公開していますので、「認定商品をさがす」ページ(https://www.ecomark.jp/search/search.php)にて商品名や会社名等で検索してみてください。

エコマークの成り立ち

 1980年代後半、生活排水やごみ問題など都市型の公害が深刻化するとともに、オゾン層破壊等の地球環境問題が発生していました。日常生活と環境との関わりが深まり、より具体的な環境政策が求められるようになりました。そこで、国民の環境保全意識の高揚と環境と共生する生活様式への誘導を目的として、環境庁(現在の環境省)の指導のもと、1989年(平成元年)2月1日にエコマーク事業がスタートしました。「特定フロンを使用しないスプレー製品」など7品目を対象とし、最初のエコマーク認定商品46点が誕生しました。
それから30年以上、エコマークは環境配慮商品の目印として多くの商品に表示され、多くの消費者のエコな買い物をサポートしてきました。現在は69の商品分野を対象とし、約50,000点がエコマーク認定を取得しています。エコマークは90%以上の人が知っている、環境のブランドマークです。

エコマークのデザイン

 エコマークは、「私たちの手で地球を、環境を守ろう」という願いを込めて、「環境(Environment)」および「地球」(Earth)の頭文字「e」を表した人間の手が、地球をやさしくつつみ込んでいるすがたをデザインしたものです。このマークは、(財)日本環境協会が1988年に一般公募したデザインの中から、環境庁長官賞として選ばれた作品をもとに制定されました。

サービスにもエコマーク

 エコマークには、文房具や制服をはじめ、建築資材や土木製品、エンジンオイルなどの様々な認定商品があります。"モノ"についているだけではなく、ホテルやレストラン、小売店舗などの"サービス"でのエコマーク認定が広がっています。エコな運営をしていると認められたお店や施設の目印として、エコマークが掲示されていたり、備品に表示されているのです。
 例えば、飲食店ではファーストフード、カフェ、ファミリーレストラン、サービスエリア内レストランなど、日本全国で2,500以上の店舗がエコマーク認定を受けています。 小売店舗では、スーパーマーケット、紳士服店、家電量販店がエコマーク認定店舗として営業しています。
 このように、どのお店やホテルを利用するかを決める際にも、エコマークを参考にしてエコの視点を取り入れることができます。

消費や環境の学びにおけるエコマーク

 小学校から高校、大学まで、社会科や家庭科、理科などの学習現場で、エコマークは広く活用されています。

環境教育にて

 環境ラベルの1つとして、マークの意味を調べる、エコマークのついた商品を探す、商品の何がエコなのか調べる、といった身近な環境学習のスタートに最適です。

エシカル消費教育に

 エコマークはエシカルな商品を見分ける認証ラベルの一つです。エシカル消費につながるマークの調べ学習や、エコマークのような環境分野以外のラベルへの展開も消費の観点では重要です。

持続可能な開発目標(SDGs)の理解に

 世界のみんなで取り組む目標であるSDGsの17の目標のうち、目標12「つくる責任 つかう責任」はエコマークと深く関連しています。持続可能な未来のために何ができるかを考える中で、消費において何をどのように選ぶべきか、エコマークを活用してSDGsの理解を深めることができます。

私たちができること

 エコマークは、生活のあらゆるシーンに密着した環境ラベルです。買い物をするときにエコマークがついた商品を選ぶことは、持続可能な社会の形成につながります。
 エコマークを目印にエコな製品、サービスを選びましょう!