環境・エシカルエリア
(一社)ソーラーシステム振興協会

もっと使おう太陽熱!

 地球温暖化に大きな影響を与えている二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすために、再生可能エネルギー(太陽熱利用システム)の利用を増やしましょう。

 一般社団法人ソーラーシステム振興協会では、「再生可能エネルギー」である太陽エネルギーの「熱」を利用して給湯や暖房をすることができる「太陽熱利用システム」(そらエネ)の普及促進に努めています。

 石油・石炭等の化石燃料は、エネルギーとして使用することによってCO2が発生します。また、限りある資源です。
 これに対し、「再生可能エネルギー」と呼ばれている太陽エネルギー、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、エネルギーとして利用してもCO2を発生させず、比較的短期間に再生が可能であるため、枯渇しないエネルギー源です。
 地球温暖化は、文明の進化に伴って化石燃料の使用が増えたことによる温室効果ガスの増加が主原因といわれています。最も影響の大きいCO2の排出量が増加している上に、CO2を吸収して酸素を出す森林等が減りバランスが崩れてきたために進んでいる地球温暖化に伴う異常気象や自然災害が世界中で起こっています。太陽によって46億年前より少しずつ地球の気温は上昇していますが、地球温暖化の影響で加速しています。
 これ以上の気温上昇を抑え、地球環境を守るためにも化石燃料の利用を減らし、再生可能エネルギーの利用を増やしていく必要があります。

◆「太陽熱利用システム」は、太陽エネルギーの「熱」を集めて給湯や暖房に利用します。ガスや石油を使わずに太陽のエネルギーでお湯を沸かしたり、お部屋を暖めたりすることができます。
◆「太陽熱利用システム」は、自然循環形と強制循環形に分類されており、強制循環形は液体式と空気式に分類されます。
(1)自然循環形は太陽熱温水器と呼ばれています。昔から使われているもっとも単純なシステムで、太陽熱で温められてお湯が軽くなる現象を利用し、自然の力で循環させてお湯を作ります。平均的な集熱器の面積は3~4㎡、タンクの貯湯量は200~300ℓです。
(2)強制循環形は現代の生活様式に合わせて便利な機能になっているため、不凍液等の熱媒を電力を利用したポンプで循環させて熱を集め、給湯や暖房に利用します。
屋根への設置は集熱器だけなので、屋根への負担も少なく、太陽光発電パネルとの併設も可能です。給湯用の平均的な集熱器の面積は4~6㎡、貯湯量は200~300ℓです。100ℓ程度のコンパクトタイプや、400ℓ以上の大型のタイプもあります。
空気集熱式は、空気を熱媒としており、屋根の集熱面で高温に達した空気を屋根裏に設置した送風機ユニットで床下に送り蓄熱して室内に回して暖房します。集熱に余裕がある場合は、給湯にも利用できます。夏季は、屋根の高温の空気を屋外に排出します。

◆住宅用以外にも、老人福祉施設、ホテル、室内プール、図書館、工場、オフィスビル等、業務用の様々な分野で利用されています。

 ソーラーシステム振興協会では、太陽熱温水器の仕組みを知っていただくために、教材として「太陽熱温水器工作キット」を販売しております(1セット350円、消費税・送料別)。ご興味のある方はWEBサイトをご参照ください。
http://www.ssda.or.jp/energy/handcraft/
 また、太陽エネルギー・地球温暖化・太陽熱利用システムについてわかりやすく説明したYouTubeのチャンネルもございますので、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=euBPbiJnfrk

 太陽からの恵みをエネルギーとして無駄なく使う「太陽熱利用システム」。
 「そらエネ」は、「そら(空)から降り注ぐ太陽のエネルギーをもっと使おう」という考えから生まれた「太陽熱利用システム」の愛称です。

一般社団法人ソーラーシステム振興協会
http://www.ssda.or.jp