もっと広げようコミュニケーションの輪 くらしフェスタ2014 10月は東京都消費者月間です。 未来につなげる消費行動 東京都と消費者団体が協働し、10月を中心に消費者問題に関する様々な事業を行います。
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テーマ|ネット社会の歩き方―最新「SNSマナー」―

  • 日  時:平成26年11月20日(木)13:30~15:30
  • 場  所:東京都消費生活総合センター 17階 教室Ⅰ・Ⅱ
  • 講  師:高橋暁子さん(ITジャーナリスト)
  • 参加人数:77人

〈プログラム〉


  • 13:30 開会挨拶  伊藤 眞理子
          (東京都消費者月間実行委員会 消費者被害を考えるグループ グループ長)
  • 13:35 講演
  • 15:10 質疑応答
  • 15:30 閉会

  • 司会:橋本恵美子
       (東京都消費者月間実行委員会 消費者被害を考えるグループ 副グループ長)

高橋暁子さん

高橋 暁子さん

 現在ITジャーナリスト・コンサルタントとしてご活躍の高橋さんは、元小学校の教員をされていたということで、子供たちのネット利用にも詳しく、わかりやすくお話ししてくださいました。


セミナー参加者の様子

 この日の参加者は、40~60代の方が多く、みなさん熱心に聞いていました。アンケートは「とてもよい」「よい」の合計が80%という高さで、さっそく学んだことを生かしたい、ネットの用語が理解できてよかった、などの感想が寄せられました。


 現在、インターネットの普及と利用が急速に拡大しています。技術革新によってどんどん便利になっていますが、その一方でいかに使いこなすか、また急増するトラブルからどう身を守るかなどが課題になっています。ネットトラブルは大きな消費者問題になっており、今年度の交流フェスタでは実行委員会の企画で来場者へのスマホ利用のアンケートもとりました。本日はソーシャルメディアや情報モラルリテラシーに詳しい高橋さんからネット社会の現状を伺い、スマホや携帯の正しい利用法を学ぶ良い機会となりました。


講演の概略

ネット・ケータイ・スマホ・SNSの利用実態

子供の携帯電話・パソコン・ゲーム機所有率

子供の携帯電話・パソコン・ゲーム機所有率

出典「青少年のインターネット利用環境実態調査」
  (平成23年2月;内閣府)

  「青少年のゲーム機等の利用環境実態調査」
  (平成23年3月;内閣府)


子どものスマホ所持率

子どものスマホ所持率

内閣府「平成24年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」より


年齢別ソーシャルメディアの利用率

年齢別ソーシャルメディアの利用率

総務省「人口統計」「通信利用動向調査」より


ソーシャルメディア(スマホ 他)での被害とは?

  • ◆LINEの乗っ取り
  •  LINEでつながっている友達にプリペイドカード(iTunesカード、 WebMoneyなど)を買わせる詐欺メッセージが届いて、周囲に迷惑をかける。


  • ◆ネット依存・オンラインゲームへの依存
  • ・コンテンツ接触依存
    ・ギャンブル系参加型アプリ依存(ソーシャルゲーム、オークション など)
    ・きずな依存(SNS依存)

     オンラインゲームなどは、ユーザー心理に則って、課金していくシステムを作っている。期間限定などであおられた子供たちが、課金を重ねて高額な請求となってしまう。またLINEなどのSNSでは、人とつながりを持てる反面、相手にどう思われているかが気になったり、さらに、いじめなどが起きやすい環境ともなってしまう。


  • ◆個人情報が特定される
  •  Twitterで、ホテル従業員(当時女子大生)が有名人のプライベート情報を流したことを発端に、この行為を懲らしめようということでネット上で攻撃され、Twitterのアカウントから個人情報を特定され、ネット上に公開され続けられるという事件も起きた。


  • ◆SNSやゲーム機での出会い系被害が増加
  •  スマホではないからと安心して、ゲーム機を持たせている親もいるが、これでインターネットに接続して、小学生が出会い系被害にあうことも増加している。

    出会い系被害の状況

    出典「平成22年中の出会い系サイト等に起因する事犯の
       検挙状況について」(平成23年2月;警察庁)


  • ◆スパムアプリでのトラブル
  •  アプリを利用する時に、個人の情報にアクセスを求めてくる時は警戒が必要で、自分の友達に意図しない招待メールが勝手に送られてしまうなど周囲に迷惑がかかる。


安全に賢く使うために

安全に賢く使うために

  • ◎SNSは誰もが見ている公の場所である
  • ◎個人特定は容易
  • ◎ネットに出した情報は基本的に削除できない
  • ◎個人情報を出し過ぎない
  • ◎危険性や事件などを知り、子どもに何が危険かを伝える
  • ◎子どもと端末・SNS利用のルールを決める
  • ◎フィルタリングなどシステムの利用も検討する
  • ◎子どもに相談される関係であることが大切

 個人情報をむやみに公開しない、知らない人とつながらないなど、まずは基本的なことを守って利用することで被害はかなり防げます。ネット・SNS上での個人の特定はとても簡単です。匿名はないと思って、自分や家族の情報を出しすぎないように気をつけましょう。子供たちには、専用のフィルタリングやペアレンタルコントロール(無料が多い)を利用して各家庭で利用のルールを作って守っていくことが大切です。そして、問題が起こった時には、早急に専門機関に相談しましょう。

警察庁ネットトラブル相談窓口
http://www.npa.go.jp/nettrouble/index.htm

文部科学省いじめ相談窓口
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

Googleキャッシュからの削除リクエスト
https://support.google.com/webmasters/answer/1663691?hl=ja

高橋暁子さんのお問合せ先
Mail :aki-akatsuki○nifty.com(○を@に変えてご使用下さい)
Web Site :http://akiakatsuki.com/
TwitterID:@akiakatsuki
facebook :https://www.facebook.com/akiakatzki


講師著書
新刊「ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち」(幻冬舎)12月1日発行

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